RPFってなんですか?

こちらは弊社が九州の福岡市・古賀市その他すべての県内のお客様からお問合せ頂くものです。

本日は、弊社の主力でもあるこのRPF(固形燃料)についてご説明いたします。

下の写真がRPF(固形燃料)です。

RPF(固形燃料)

え、これ何に使うの?

結論から言うと、固形燃料として国内大手製紙メーカーに供給されます。

どんないいことがあるの?

RPFは「Refuse 廃棄物」 「PaPar&Plastics 紙とプラスチック」 「Fuel 廃棄物)」の略です。従来は、紙を作る際に大量の化石燃料(石炭やコークス等)を使ってきました。現在はこの化石燃料を使うことが問題視されています。また、CO2の排出量の削減が世界中で求められています。ニュースなどでも「脱炭素」「CO2削減」とよく聞くと思います。RPFはまさにそれを実現させるために作られています。

どんなふうに作られるの?

まず、産業廃棄物として様々な取引業者様からでた、「廃プラスチック類」「木くず」「紙くず」「繊維くず」を破砕します。

右側の機械が破砕機 左側がRPF製造機

破砕されたものが下の写真です。

破砕物

これを、RPF製造機に投入し、熱で溶かします。

RPF製造機の中に破砕物が入っています。

そして、冷却水で冷やされた後、RPFが完成します。

RPF完成品

よーーーく見ていただくと、木の繊維だったり、廃プラスチック類の繊維だったりを見ることができると思います。

近年中国へのリサイクル物を含む輸入が制限されたことにより、廃プラスチック類の処理が間に合わずどこの事業者も困っていると聞きます。弊社では、いち早くそんな未来が来ると危機感を覚え、福岡県内でも早々にRPF製造機を導入し、運用を始めました。

一般的に「廃棄物」と呼ばれるゴミが、弊社にとっては「固形燃料」の材料となり、手を加える事でCO2削減にも大きく貢献できる「商品」となります。

今後も、生産量を増やし、安定的な供給、品質を保ち、地球環境を守る為貢献し続けていきます。